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自分が読んだ読書の記録をつけようと思い作ったページです。映画録同様自分の記録的な意味が強いページなのであまり 気にしないでください
| タイトル | 著者 | 出版社 | ジャンル | はらぺこ録 |
| 天平の甍 | 井上靖 | 新潮文庫 | 歴史 | 割と有名なこの作品に挑戦してみました。天平時代、鑑真を日本へ呼び寄せた普照を描いている。普照と栄叡の2人が唐に渡り鑑真を呼んで来た。何度も渡航を失敗して、最後は目が見えなくなり云々…と言う程度の日本史の知識は持っていた。もっと言えば、途中で栄叡が死んでしまうのも知っていたので、実際詳しく読むと、あらすじの部分と結果がわかってしまう為かえって、どうなって、最終的にはここに落ち着くのだ?と、わくわくしながら読めました。 |
| 青雲はるかに(上・下) | 宮城谷昌光 | 新潮文庫 | 歴史 | 秦の宰相はんしょを描いた作品。以前同じ先生の短編で魏ぜんと白起に関して読んだことがあり、ちょうどこの2つの裏に当たる作品。先生の作品のすごい所は、立場立場で見事に相手の見え方が変わることだ。魏ぜん、白起を通すとはんしょは…と思ってしまうのだが、はんしょを通すと、魏ぜん・白起は…と思えてしまう。それにしてもどうにもはんしょの生き方がさわやかに描かれていて、本当に惚れ惚れしてしまった。今年はさわやかに生きたい! |
| 悪夢のエレベーター | 木下半太 | 幻冬舎文庫 | ミステリー | 何気なく、とって買ってみた作品だが、面白かった。第1章第2章第3章と話が進むのではなく、同じメンバーで事件の視点が変わってくる。しかし、視点が変わることによって、次第に事件の真相が見えてくるのだが、まるで予想がつかなく、どんでん返しがばしばしやってくる。最後もまさか…で裏切られた。悪夢の観覧車も読んでみたい! |
| チーム・バチスタの栄光(上・下) | 海堂尊 | 宝島社文庫 | ミステリー | はい、映画、ドラマでおなじみの作品の原作です。めったにテレビや映画で見たものは原作なんて読まないんだけど、これは読んでみたかった。映画は見なかったが、ドラマを見てはまり、ドラマが原作とは結末が違うと聞き、原作を読んでみようと思った。しかし、ドラマと明らかに主人公田口が違いますね(田口が主人公なのか)。ドラマ化の際には、一般受けするような主人公のキャラ設定をしたわけなんですねきっと。で、テレビドラマのどうにもつじつまが合わなくなった分けも、なるほど、と思える原作でした。次作も映画化されるとか。とりえ会えず、このシリーズは全部読んでみたいです。 |
| 桑田真澄ピッチャーズバイブル | 石田雄太 | 集英社文庫 | スポーツ | もともと巨人ファンあった私にとって桑田真澄や斎藤・槇原といったあの当時の名投手には思い入れがありました。たまたま本屋で手に取ったこの本。チラッと中身を読んでみて、購入。読んでみると、当時をにぎわした懐かしい出来事が並び、そして、その裏の話がたくさん載っていました。悪役的存在だった桑田でも、その裏は…残念なのは、メジャーに挑戦し、引退するまでのことが書いてあるかと思ったのですが、そこまでは書いてなかったと言うこと。自分にとっては、あのパイレーツに行ってからのことも大いに興味があったものですから。 |
| ハリー・ポッターと謎のプリンス | J.K.ローリング | 静山社 | ファンタジー | 遅らせながら読みました。不死鳥の騎士団までは出た年に買い読んでいたのですが、ここの所どうもドロドロ暗くなってきてなんとなく読む気がうせてきたところでした。しかし、せっかくなので読んでみると面白くなってあっという間に読んでしまいました。最後にダンブルドアの死という予想外の出来事が起こるのですが、思った以上に暗くならず、そこがハリーをはじめとした登場人物の成長のせいなのでしょう。ここまでの登場人物が多く、名前が出てくるたびに、え誰だっけ?なんて思ってしまいますが、それでも問題なく読めてしまいます。読んでいるうちに感情移入させられてしまうのがやはり名作の所以なのかもしれません。 |
| ローマ人の物語33・34・35 迷走する帝国(上〜下) |
塩野七生 | 新潮文庫 | 歴史 | いよいよ3世紀の危機に入ってくる。次から次へと皇帝が立ち、消えていくこの時代。てっきり私はどの皇帝もどうしようもないやつらばかりで、人材が枯渇した時期なのかと思ったのだが、けっしてそうではないことがわかった。優秀な皇帝でも、周りがバカなだけに死んでいく。結局、自分たちが自分たちで首を絞めていくわけだ。なんか今の日本に似ている気がしてきたのは気のせい? |
| バカ日本語辞典 | 谷口一刀 | 技術評論社 | ?言語? | バカが作った脳内ディクショナリーと言うことで、勘違いの日本語類を集めたものです。月極駐車場をげっきょく駐車場と読み、月極という会社が運営していると思うなど、誰もがどこかで気がついたような事柄がたくさん載っていて楽しめます。 |
| バカ日本地図 | 一刀 | 技術評論社 | ?地理? | 上記のパターンで日本地図をネット上で情報募集して作ったもの。本当なのか、ネタなのかはさておき、楽しめます。案の定わが故郷神奈川は消えてすべてが横浜になってしまいました。また、今住んでいる網走は未開拓地になってしまいましたよ。ただ、地図の途中途中に載っているバカ日本史外伝はあまりにも意識しすぎて物語を作っているせいか、はっきり言ってつまらん。 |
| ナイチンゲールの沈黙上・下 | 海堂尊 | 宝島社文庫 | ミステリー | バチスタのシリーズ第2弾。今回も田口、白鳥コンビが活躍します。バチスタの続編として、中身も十分つながっており、楽しめます。今回はちょっと荒唐無稽感もありますが、それでも、目が離せない展開となります。ジェネラルルージュが映画公開していますが、こっちの方が時間軸にしては前の作品となり、ジェネラルルージュで出てくる速水医師が登場します。どうもこの間の様子では、速水が映画の感じ(予告編しかみていませんが)には見えません。この話の裏でジェネラルルージュがつながっているようなので、次を読むのが楽しみです。 |
| 螺鈿迷宮 上・下 | 海堂尊 | 角川文庫 | ミステリー | バチスタシリーズの第3弾?、今回は角川文庫なのですね。田口は今回は名前が数回出るぐらいでメインではありません。白鳥と、落第医学生の天馬、そして、ここまで名前だけ出てきた氷姫こと姫宮がいよいよ登場です。バチスタの後1年半後の物語となっています。ナイチンゲールを呼んだ時の解説に、刊行順に読むのがいいですよ、と書いてあったのでこの本を読んだが、時間軸にしてはジェネラルルージュの後にあたるようです。しかし、なんと言っても、今回はあの白鳥がやり込められてしまうのがなんとも言えませんね。さあ、続々続きが楽しみです。 |
| 時の“風”に吹かれて | 梶尾真治 | 光文社文庫 | ?短編集 | ふと本屋で手に取り、中をぱらぱらと見たとき 鉄腕アトム、口裂け女 というこの2つの言葉が目次に並んでおり、それにひかれて買ってしまいました。不思議な感じのする短編が11作。星新一をアダルトにした感じがしますが、面白かったです。ノスタルジーを感じさせるその路地へ曲がってや再会。とてつもなくくだらない、月下の決闘などバラエティーに飛んでいて楽しめました。 |
| 鴨川ホルモー | 万城目学 | 角川文庫 | コメディ | とにかく名前に惹かれました。あほらしさも最高です。映画になったので、期待していたのですが、こっちでは上映していなかったので、ちょっと残念です。著者の万城目さんはドラマ「鹿男あおによし」の原作者でも会ったのですね。なんか納得。ちょっと気になる作家になりそうです。 |
| つむじ風食堂の夜 | 吉田篤弘 | ちくま文庫 | 物語 | なんかとっても懐かしい感じのするお話。昭和の雰囲気を漂わせる、それでいて現代っぽい町『月舟町』で起こる、ささやかな日常の話。それでいて心がじんわりと温まる物語でした。 |
| チェ・ゲバラの遙かな旅 | 戸井十月 | 集英社文庫 | 歴史 | キューバ革命の英雄チェ・ゲバラの一生を書いた本。映画ではなんとなく消化不良だったので、改めて本を読んでみました。とりあえず、キューバ革命成功後、どうなっていったのかを知りたかったから。これを読んでから映画を見たら、モット違った感想を持ったのかもしれませんね。しかし、成功の後というのはいろいろと大変で、革命というのは、起こした後いかにしていくのか。革命までは理想と夢で、革命後は現実なんだ。ということが、いやというほどわかりますね。しかし、ゲバラの最後はなんともいえず、悲惨で悲しかった。 |
| 海を抱いたビー玉 | 森沢明夫 | 小学館文庫 | ファンタジー? | 小さな島のボンネットバスにまつわる実際の話をファンタジックに仕上げた作品。子どもにも読んであげたい、心の温まる物語です。巻末には、実際にレストアされた時のボンネットバスの写真なども乗っており、実在の人物が実名のまま載っていることもあり、それがこの物語をいっそう引き立ててくれます。いつか、このバスに会いに行きたいですね。 |
| びっくり!意外日本地理 | 宇田川勝司 | 草思社 | 社会 | だいぶ前に買って、そのままちょくちょくとしか読んでいなかった。日本は世界で何番目に狭い国なのか?とか、千葉県には東京タワーよりも高い山はあるのか、無いのか?など、様々な、日本地理のへぇ〜がクイズ形式で乗っています。 |
| 華栄の丘 | 宮城谷昌光 | 文春文庫 | 歴史 | 宋の名宰相華元を描いた作品。様々な知恵や武力を用いて駆け抜けた中国戦国時代の他の有名人と違って、華元はそのような華々しい活躍は無かったが、その実直で、礼を重んじ、時には危機に自らの体を悠然と預けていく、彼のその政治手腕は、自らの国の文公だけでなく、敵国である楚の荘王までも、名君へと替えていってしまう。まさに名宰相ですね。宮城谷先生の筆遣いは、その一生をドラマチックに仕上げ、一気に読まされてしまいました。 |
| 戦国の合戦 | 小和田哲男 | 学研新書 | 歴史 | 物語でなく、戦国の合戦についての研究書みたいなものだった。本当は他の本がほしくて、そのついでにネットで買った本。合戦についての戦術とかよりかは、その周りの様々なことの方が多い。家臣団の構成。武具や兵糧の話など物語等ではあまり触れることの少ない事柄がいろいろと書いてある。もちろん戦術などもあり、なかなか勉強になった |
| 常野物語 光の帝国 | 恩田 陸 | 集英社文庫 | ファンタジー | 膨大な知識を覚えることができる。すごく早く移動できる。未来が予測できるなどなど普通の人間に無い、特殊な力を持った常野の人々、その人々の話をいくつもの短編の物語として収録。つながっている話もあれば、まるで関係の無い話もあり、複数の話にまたがって出てくるキャラクターもあったりします。本当にいるようなさっかっかくに陥りますね。切ない話も多く、表題の光の帝国は本当に悲しい話でした。シリーズ化されていて他にも常野の本が出ているので、もっと読んでみたい気に入ったシリーズになりました。 |
| ブラックジョーク大全 | 阿刀田 高 | 講談社文庫 | コメディ | 本当にブラックな冗談が会話形式になってこれでもかこれでもか、という感じで載っています。途中で疲れてしまいますけど、結構笑えます。 |
| へんてこ隣人図鑑 | 原 宏一 | 角川文庫 | コメディ | こっちの本も短編集。へんてこ隣人、となっているが、隣人の話ではなく、へんな人間の話である(もちろんフィクション)。どちらかというと、屁理屈をこね回して遊んでいる、という感じがしますが、おもしろいですよ。最後の自慢結社だけちょっと雰囲気が違います。 |
| 常野物語 蒲公英草紙 | 恩田 陸 | 集英社文庫 | ファンタジー | 常野物語の第2巻。1巻とは違い、長編となっている。1巻の最初に出てきた、人の記憶を「しまう」ことのできる常野一族が登場する(1巻目の「しまう」人たちと同じ春田姓であることから…)。しかし主人公はこの人たちというより聡子さん、峰子さんという2人の少女の物語だ。明治の初めの田舎。古きよき日本の村が舞台。本当に穏やかで、心温まるような形でまさに蒲公英というのにふさわしい幹事で物語りは進んでいく。クライマックス、聡子の身に起こる悲劇、思わず目頭が熱くなりました。映画ならあるのですが、小説では初めてでした。また、終わり方もまさかこんな感じで終わるとは…。お勧めの1冊です。 |
| 常野物語 エンド・ゲーム | 恩田 陸 | 集英社文庫 | ファンタジー | 常野物語第3巻。今回は1巻目にあった話「オセロ・ゲーム」の続き。筆者があとがきで、続きを書いてみたいといったその話だ。奇妙な姿となった相手を裏返す力を持つ最強の親子、しかし、ある日母が眠ったようにおきなくなってしまう。サスペンスタッチで進み、目が離せなくなる。どんでん返しがいくつも待っている。最後はなんだかよくわからない感じで終わったのだが…果たしてこれはハッピーエンドなのか、それとも… |
| ものがたり 史記 | 陳 舜臣 | 中公文庫 | 歴史 | 史記です。有名な司馬遷の史記です。その史記の中からいくつかの話を陳舜臣先生が物語風に書いてくれています。宮城谷先生他、様々な本で読んだような話もいくつかありますが、これかはこれで面白いです。史記の中に出ていて、春秋の中には出ていなかったり、その逆などであったりした場合は丁寧に解説のようなことも書いてある。最後は、実際に史記には載っていない、著者司馬遷について載っているのもうれしい限りです |
| 宮城谷昌光 | 講談社文庫 | 歴史 | 春秋時代の魯の国の書生から将軍まで昇った曹カイを書いた表題の話のほか、中国の伝説の王、舜の話や、周商革命の時、太公望とともに重大な役割を果たした、召公セキの話、秦の宰相となった百里ケイの話が載っっている。曹カイの話は管仲を読んだときにも乗っていた話なので、逆側から見るとまた面白く、セキの話も、一連の太公望の流れも話のひとつなので前の話を思い出しながら読めました。相変わらず、様々な角度により、変わっていく人物像が大変面白い!! |