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自分が読んだ読書の記録をつけようと思い作ったページです。映画録同様自分の記録的な意味が強いページなのであまり 気にしないでください
| タイトル | 著者 | 出版社 | ジャンル | はらぺこ録 |
| 裏庭 | 梨木香歩 | 新潮文庫 | ファンタジー | 古い荒れ放題の洋館にある大鏡、そこは、裏庭と呼ばれる不思議な世界への入り口だった。双子の弟を亡くし、親からも精神的孤独を感じる少女照美がその世界を冒険していく。それとともに、親さちこ、洋館の持ち主レイチェル。そして、さちこの母(照美の祖母)妙、レイチェルの妹レベッカ。様々な人間の関係が複雑に絡み合っていく。人の誰しもが持つ「傷」。それがこの話のテーマであるようにも思う。大変面白く深いファンタジーです。ちょっとグロい表現の所もあるけど、できれば映像化してほしいな〜。 |
| それからの三国志 | 内田重久 | 文芸社 | 歴史 | 孔明没後の三国志の世界を、蜀将キョウ維を中心に晋の統一まで書いている。 本人は、作家でも、研究家でもない、いち三国志ファンらしいのだが、かなり綿密に調べてあり、細かい背景や風俗に関するものまでもきっちりと抑え、論述してある。論文でもないので物語風に書いたと書いてあるが、所々、その研究や自分の自説などが交えてあり、物語と言うよりもやはり、ひとつの研究書のようだ。(もっとも、一般の論文ほどこ難しくも無いが) 個人的にも、孔明亡き後の三国志は非常に興味があって、じっくり読んで見たいと思っていた所なので、この本は大変面白かった。後ひとつ欲しかったのは、やはり、魏と蜀が中心となってしまっているので(キョウ維中心だから仕方ないのだが)、もう少し呉の話がほしかった。陸抗と羊コの友情話のあたりはぜひ入れておいてほしい所だった。 |
| まほろ駅前多田便利軒 | 三浦しをん | 文春文庫 | 物語 | 架空の市まほろ市で便利屋を営む多田の所へ高校時代の同級生、行天が転がり込んできた所から物語りは始まる。普段はありふれた依頼を淡々とこなしてきた多田だが、行天の予期せぬ行動に引きずり回されていく。先の読めない展開で、なかなか面白かった。一つ一つの依頼がそれぞれひとつの話としてまとまっているのだが微妙に絡まってくる所がなんとも面白い。なんでも、このまほろ市の話は連作として、他にもあるようなので、また文庫にでもなれば、読んで見たいと思う。 |
| 奈落のエレベーター | 木下半太 | 幻冬舎文庫 | ミステリー | 昨年の1月に読んだ「悪夢のエレベーター」の続編。何でも悪夢が大人気だそうで、その続きがこの作品だ。前作はひとつの話を違う視点からどんどんと眺め、展開が裏切られていくのだが、今回はちょっと違う。確かに同じように視点が変わるのだが、視点が変わりつつ、物語が進行していく。なんとなく、黒幕の予想はついたのだが、それでも、なかなか物語の展開が予想を裏切っていく。ちょっと最後があっさりとしていて、「え、これで終わり?」って感じにはなったけどね。また、続編があるんじゃねぇ?って終わり方です。しかし、今回はよく人が死にます。なんとなく、読み終わって、前作がベストセラーになったので、無理やり後を続けた感はしますけどね。 |
| 小和田哲男 | 学研新書 | 歴史 | もともとは間違えて買ったこの本(インターネットで)別に城マニアでもないので、どうかなとも思ったのですが、せっかくだから読んでみました。ところが、意外と面白い。城に詳しくない私でも、歴史に興味があれば、結構面白く読めました。城と言うと、どうしても、大阪城とか姫路城みたいなものを思い浮かべますが、ここで出てくる多くは、戦国時代の山城で、その構造やどうして、そのような城ができ、どのように江戸時代の城へと移っていったのか、馬出などの意味など、いろいろ楽しめました。 | |
| 海音寺潮五郎 | 講談社文庫 | 歴史 | 孫子の兵法で有名な孫子の話。上巻が孫武、下巻が孫月賓の話だった。他の作家の方でも、ちょっといろいろ触ったことがあるこの孫子。しかし、海音寺先生の書く孫子はなかなかちょっと違っていて面白かった。孫武に関してはもともとの資料が少ないこともあり、かなり創作の部分が入っているのでしょうが、他の作家とまるで違う孫武像が新鮮でした。 |